プリウス日記 Prius Diary --- インスパイアー・ザ・ネクスト? ---
2004年3月分

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3月28日 MSXゲームカートリッジリーダーが届いた

 アスキーが復刻した、MSXのゲームカートリッジをウィンドウズパソコンで動作できるようにする『MSXゲームカートリッジリーダー』が忘れたころに届いた。1万3925円なり。

 パッケージ内容は、本体、ドライバーCD-ROM、説明書、おまけとしてストラップ。
 本体は、カートリッジを差すところが上面にあり、MSXとMSX PLAYerのロゴが付いている。LEDがひとつ。シンプルなつくりだ。接続はUSBで、電源もUSBから取るので電源コードもない。

 それにしても、ウィンドウズでMSXのカートリッジが動かせる日が来るなんてなぁ。
 

 本体裏面を見ると、ディップスイッチが4つある。これは、カートリッジナンバーを設定するもので、このカートリッジリーダーを2つ接続した場合に、どっちかの1番スイッチをONにすることで、別のカートリッジとして認識させるためのものらしい。ディップスイッチの2番から4番は未使用。というか、説明書にはさわるなと書いてある。

 カートリッジを2つさせるということは、例のコナミのゲームで2つ同時に差すとなんかできるというやつにも対応しているのだろうか? つうか、2つ買う人なんているのか? いるんだろうなぁ。
 

 カートリッジはUSBで接続するのだが、パッケージにはなんとUSBケーブルが付属していない。“USB A-Bケーブル”を別途買え、と書いてある。がーん。

 買ってくるまで、おあずけか、と思ったが、幸いプリンターを接続しているUSBケーブルが該当品だったので、プリンターをはずして接続してみる。

 あ、その前に、ドライバーとMSX PLAYerをインストールしておく。MSXマガジン復刻版に入っていた、MSX PLAYerはこのカートリッジリーダーには対応していないとのこと。
 

 ところで、うちに、肝心のMSXのカートリッジなんてあったっけ? 全部実家に送っちゃったような気がするが……。と思って押入れをひっくり返してみたら、4つだけ出てきた。ナムコの『ゼビウス』と『マッピー』、コーエーの『維新の嵐』、そしてゲームではないが、パナソニックのFM音源カートリッジである『FM PAC』だ。なつかしー。

 このほかにも、『魔城伝説』とか、『ハイパーオリンピック』とか少なくともあと5〜6本は持っていたはずなんだけど。『メタルギア』は、カートリッジだっけ、フロッピーだっけ? なんかコナミのゲームばっかりだな。
 あと、ゲームじゃないけど『HAL NOTE』とか。今度実家に帰ったときにでも探してみるか。
 

 さて、カートリッジを差して、LEDが赤から緑色に変わったら、MSX PLAYerを起動する。
 取り扱い説明書には「MSX PLAYerを起動中にカートリッジの抜き差しをするな」とは書いてあるが、「カートリッジを差してからMSX PLAYerを起動しろ」とは書いてない。まぁ、わかるけど不親切ではある。
 

 おおっ、ちゃんと動く! 左はゼビウス、右はマッピー。マッピーはしょぼい画面だな。動きはちょっとぎこちなく感じるが、“動作速度”や“表示速度”の調整でなんとかなる。たぶん。
 遊んでいたら、ジョイスティックが欲しくなった。アスキーの『アスキースティック』がUSBにつながるようなアダプターとか出してくれないだろうか。

 左は維新の嵐。これ遊んだ覚えがない。なんで持ってたんだろう? このカートリッジリーダーはゲーム専用で、それ以外のものは動かないと書いてあったが、念のためFM PACを差してみたところ、右の画面のようにMSX BASICが起動した。BASICでFM PACのFM音源って鳴らせるんだっけ? ダメだ。全然忘れてる。まぁ、ゲームじゃないし動かないと書いてあるので動かないのだと思うが。


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